犬や猫と一緒に暮らしていると、
「もっとペットが過ごしやすい家にしたい」
「家を建てるなら、ペットのことも考えたい」
と思う方も多いのではないでしょうか。
一方で、ペットとの暮らしを考えて家を建てたものの、
実際に生活してみると、
「ここはもっと考えておけばよかった……」
と感じることもあります。
ペットは家の中を自由に動き回るため、
人間だけの生活では気にならなかった部分が問題になることがあります。
今回は、
ペットと暮らす家で後悔しやすいポイントと、
家づくりの段階で考えておきたい工夫をご紹介します。
この記事でわかること
1.床が滑りやすくて後悔
犬や猫と暮らす家で、特に考えておきたいのが床です。
ツルツルした床は掃除しやすく見た目もきれいですが、
犬や猫にとっては滑りやすい場合があります。
特に犬が走ったり方向転換したりするとき、
床が滑ることで足元に負担がかかることがあります。
そのため、ペットと暮らす家では、
滑りにくさやお手入れのしやすさを考えた床材
を選ぶことが大切です。
「デザインだけで床を選んでしまった」ということがないよう、
ペットとの暮らしも含めて検討しましょう。
2.傷や汚れが思った以上に気になる
ペットと暮らしていると、
どうしても床や壁に傷がついたり、汚れたりすることがあります。
特に活発な犬や猫の場合、
爪による傷や、走り回ったときの汚れなどが気になることもあります。
「新築だから、できるだけ傷をつけたくない」
と思うのは当然ですが、ペットと暮らすのであれば、
ある程度の傷や汚れは想定しておいたほうがよいでしょう。
大切なのは、
傷や汚れがついても掃除や補修がしやすい家にしておくこと
です。
3.トイレの場所をもっと考えればよかった
ペットとの暮らしで意外と重要なのが、トイレの場所です。
リビングの目立つところに置けばニオイや見た目が気になります。
一方、家の奥に置いてしまうと掃除が大変になることがあります。
◇ペットのトイレを考えるポイント
- ・掃除しやすい
- ・換気しやすい
- ・ペットが落ち着ける
- ・人の動線を邪魔しない
- ・ニオイがこもりにくい
家づくりの段階でペットのトイレスペースを計画しておけば、
後から置き場所に困ることも減らせます。
4.ペット用品の収納が足りない
ペットと暮らしていると、意外とたくさんの物が増えます。
◇収納しておきたいペット用品
- ・フード
- ・トイレ用品
- ・ペットシーツ
- ・おもちゃ
- ・リード
- ・ケージ
- ・シャンプー用品
- ・お手入れ用品
「こんなに収納が必要になるとは思わなかった」
ということにならないよう、
ペット用品の収納場所もあらかじめ考えておきましょう。
ペット用品を使う場所の近くに収納をつくると、
さらに便利です。
5.散歩から帰ってきたときの動線を考えていなかった
犬と暮らすご家庭では、
散歩から帰ってきたときの動線も重要です。
雨の日や雪の日に、泥のついた足のまま玄関からリビングまで移動すると、
床が汚れてしまいます。
玄関 → 足を洗える場所 → タオル・用品収納 → リビング
このように散歩後の動線を考えておくと便利です。
但馬地域では雨や雪の日も多いため、
犬との暮らしを考えるなら、
天候の悪い日のことまで想像しておくと安心です。
6.ニオイ対策をもっと考えればよかった
ペットとの暮らしでは、ニオイも気になるポイントです。
毎日掃除をしていても、トイレや食事、
ペットの体などからニオイが発生することがあります。
◇ニオイ対策で考えたいこと
- ・換気しやすい間取り
- ・掃除しやすい床
- ・トイレの位置
- ・ペット用品の収納
- ・空気の流れ
「消臭対策は後から考えればいい」とせず、
間取りと一緒に考えると暮らしやすくなります。
7.ペットのためのスペースを作りすぎた
「ペットが喜ぶ家にしたい」と考えて、
キャットウォークやペット専用スペースなどを
たくさん作ることもできます。
しかし、実際に暮らしてみると、
「思ったより使ってくれない」
ということもあります。
ペットにも性格があります。
高い場所が好きな猫もいれば、
床で過ごすのが好きな猫もいます。
犬も、専用スペースより家族の近くにいたがることがあります。
そのため、ペット専用の設備をたくさん作るよりも、
普段の行動や性格を考えて必要なものを取り入れる
ことが大切です。
ペットと人、どちらも快適な家に
ペットと暮らす家づくりでは、
「ペットが喜ぶこと」だけを考えればいいわけではありません。
飼い主にとって、
掃除しやすい・収納しやすい・お手入れしやすい
ということも非常に重要です。
例えば、
「猫が自由に動けるキャットウォーク」
をつくる場合でも、
「掃除するときに手が届くか?」
まで考えておく必要があります。
ペットと人の両方が快適に暮らせるバランスが大切です。
但馬地域ならではの「暑さ・寒さ」も考える
但馬地域では、夏の暑さだけでなく冬の寒さや雪についても考える必要があります。
ペットは自分でエアコンの設定を変えたり、
窓を開けたりすることができません。
そのため、家全体の温熱環境を考えた住まいにすることは、
ペットとの暮らしにとっても大切です。
高気密・高断熱の住宅など、
室内の温度を安定させやすい家づくりを考えることは、
人だけでなくペットにとっても快適な環境につながります。
まとめ
ペットと暮らす家で後悔しないためには、
家を建てる前に、
- ・床の滑りやすさ
- ・傷や汚れ
- ・トイレの場所
- ・ペット用品の収納
- ・散歩後の動線
- ・ニオイ対策
- ・ペット専用スペース
- ・室内の温度環境
などを考えておくことが大切です。
ただし、すべてをペット専用にする必要はありません。
「ペットも家族も無理なく快適に暮らせること」
を目指すことが、後悔しない家づくりにつながります。
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