Column
忙しい家庭におすすめの「家事をしない家」とは?家事負担を減らす間取りの工夫
2026/9/30
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2026/9/30
忙しい家庭におすすめの「家事をしない家」とは?家事負担を減らす間取りの工夫
毎日の生活の中で、料理、洗濯、掃除、片付けなど、家事は次から次へと出てきます。
仕事から帰ってきてから夕食を作り、洗濯をして、子どもの準備をして、片付けをする。
子育て中のご家庭や共働きのご家庭では、
「家事をする時間が足りない」
「できるだけ家事を減らしたい」
と感じることも多いのではないでしょうか。
そこで最近注目したいのが、「家事をしない家」という考え方です。
もちろん、本当に家事を一切しなくてもよい家という意味ではありません。
家事の回数を減らしたり、移動を少なくしたり、片付けやすい仕組みをつくったりすることで、毎日の家事負担をできるだけ減らしていく家のことです。
家づくりの段階から家事を楽にする仕組みを考えておけば、忙しい毎日にもゆとりをつくりやすくなります。
「家事をしない家」は家事を減らす家
家事を楽にするために大切なのは、「頑張って家事をする」ことではありません。
できるだけ家事そのものを減らすことです。
例えば、
洗濯物を何度も別の部屋へ運ぶ
掃除のたびに物を移動させる
買い物した荷物を遠くの収納まで運ぶ
家族それぞれの物を片付けるために家中を歩き回る
こうした小さな作業も、毎日積み重なると大きな負担になります。
だからこそ、家づくりでは**「家事をしなくても片付く」「家事のために歩かなくてもいい」**という仕組みを考えることがポイントです。
1.洗濯を楽にする動線
家事の中でも負担が大きいのが洗濯です。
洗濯機を回して、洗濯物を取り出し、干して、取り込んで、畳んで、収納する。
一つの家事でも、実は多くの工程があります。
そこで、洗濯機、物干しスペース、ファミリークローゼットなどを近くにまとめると、移動距離を短くできます。
例えば、
洗う
↓
干す
↓
取り込む
↓
収納する
という流れをできるだけ短い動線でつなぐことが大切です。
洗濯物を家中に持ち運ぶ回数を減らすだけでも、毎日の負担は変わります。
2.室内干しができると便利
但馬地域では、天候によって洗濯物を外に干しにくい日もあります。
そのため、室内干しができるスペースをあらかじめ考えておくと便利です。
洗濯機の近くに室内物干しを設置できる場所があれば、洗濯物を持って家の中を移動する必要が少なくなります。
さらに、乾いた洗濯物をそのまま収納できる場所まで近くにすると、洗濯にかかる移動をより減らすことができます。
3.買い物後の片付けを楽にする
仕事帰りに買い物をして帰宅すると、次に待っているのが荷物の片付けです。
そこで考えたいのが、玄関からキッチンまでの動線です。
例えば、
玄関
↓
パントリー
↓
キッチン
という動線にすると、買い物した食品や日用品を収納しやすくなります。
重たい荷物を家の中まで運んでから、さらに別の場所へ運ぶ必要がなくなれば、毎日の小さな負担を減らせます。
4.収納は「使う場所の近く」に
収納をたくさんつくれば、必ず片付くわけではありません。
重要なのは、**使う場所の近くに収納すること**です。
例えば、リビングで使う物はリビングの近く。
洗面所で使う物は洗面所の近く。
子どもの物は子どもが自分で取り出せる場所。
このように収納場所を決めておけば、片付けるための移動を減らせます。
「どこに収納するか」だけではなく、「誰がどこで使うのか」まで考えることが大切です。
5.掃除しやすい家にする
掃除を楽にするためには、掃除道具を使いやすくしておくことも重要です。
掃除機やフロアワイパーなどをすぐに取り出せる場所に収納しておけば、掃除を始めるまでの手間を減らせます。
また、床に物を置かない暮らしがしやすい収納計画にしておけば、掃除のたびに物を移動させる必要も少なくなります。
掃除しやすい家は、掃除を頑張らなくてもきれいな状態を保ちやすくなります。
6.キッチンは片付けやすさを重視
キッチンは毎日使う場所だからこそ、家事を減らす工夫が効果的です。
食器洗いの負担を減らすために食洗機を取り入れたり、調理器具や食品を使う場所の近くに収納したりすることで、作業を効率化できます。
キッチンからダイニングへの配膳や、食後の片付けも考えておくと、さらに動きやすくなります。
家事ラクなキッチンは、見た目だけでなく**実際に使ったときの動線**が重要です。
## 7.家族みんなで家事ができる間取り
家事を一人に集中させないことも大切です。
家族が自然に家事を手伝える間取りにすることで、家事の負担を分散できます。
例えば、子どもでも手が届きやすい収納をつくれば、自分の物を自分で片付ける習慣につながります。
また、家族が使いやすい場所にゴミ箱や日用品の収納を配置しておけば、家事を一人だけが抱え込まずに済みます。
家事をしない家は、家族みんなが家事をしやすい家でもあります。
8.家事動線は短ければいいとは限らない
家事ラクな家というと、とにかく動線を短くすることを考えがちです。
もちろん移動距離を短くすることは大切ですが、それだけが正解ではありません。
重要なのは、実際の生活に合った動線になっているかどうかです。
例えば、洗濯をしながら料理をする人なら、洗濯動線とキッチンの距離を近づける。
子どもの着替えを手伝うことが多い家庭なら、洗面所や収納とのつながりを考える。
このように、家族の生活パターンに合わせて動線を考えることが大切です。
9.「家事をしない時間」をつくる
家事を楽にする最大の目的は、家事をすることではありません。
家族と過ごしたり、趣味を楽しんだり、ゆっくり休んだりする時間をつくることです。
家事のための移動が少なくなり、片付けや掃除にかかる時間が減れば、その分だけ自由に使える時間が増えます。
毎日の数分、数十分の積み重ねが、長い年月では大きな違いになります。
まとめ|家事を頑張らなくても暮らしやすい家へ
「家事をしない家」とは、家事を完全になくす家ではありません。
家事の回数を減らす。
移動距離を減らす。
片付けやすくする。
掃除しやすくする。
家族みんなで家事を分担しやすくする。
こうした工夫によって、家事にかかる時間や負担を減らしていく家です。
特に仕事や子育てで忙しいご家庭にとって、家事ラクな間取りは毎日の暮らしやすさに大きく関わります。
家を建てるときには、デザインや広さだけでなく、
「この家で毎日どんな動きをするのか」
を考えてみてはいかがでしょうか。
田村建築では、ご家族の生活スタイルに合わせて、家事の負担を減らし、暮らしやすさにつながる間取りを一緒に考えています。
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